平和と従属/コジマ

ここ数日忙しくてテレビをあまり観ていない。
メシや間食の時に点ける程度なのだが、その度に観たくない顔ばかり出てきてウンザリする。
うち一人が古館だ。
だったらあの時間帯に10チャンネル点けなきゃいいんだけど、火曜日の10時台って他に観る物無いしなあ。

それにしても、ここ数日のニュースで一番驚いたのが聖火リレーの件だ。
いや、聖火リレーに対する抗議行動にビックリしたんじゃなくて、アレにコメントするキャスターやレポーターが皆「平和の象徴である聖火リレーなのに云々」「スポーツに政治を持ち込むなんてナンタラ」とか言っている事に対してである(古館の野郎も絶対言うんだろうな、と思っていたらやっぱり言いやがった)。
元々、聖火リレーってナチスプロパガンダの為に始めたものなんだけど。
これって常識じゃなかったっけ?
俺、高校んときに世界史の授業できいたよ。

つまり、はなっから政治的なイベントなのだから、言いたいことがある人は頑張って妨害したり抗議したり、またはそれに対して抗議したり妨害したり大いにやって頂きたいと思う次第です。

聖火リレーに対しては、もう一個驚いたニュース有り。
中国政府が「長野でリレーをやる際にはデモや集会を抑止せよ」と要求していたらしい。
http://www.shinmai.co.jp/news/20080325/KT080324FTI090021000022.htm
ちょっと古いニュースだが今日知った。
「中国政府が定めた聖火リレーの警備に関する基準を市に示し、沿道でのデモ隊抑止など、この基準に沿った対応を要請」って何だ(笑)。ちょっと凄いよね、この言いぐさ(笑)。
あの国には、表現の自由とか言う概念が最初っから存在して無いんだなあ、と実感。

さて、表現の自由と言えば、もう一人非常に不愉快な人物、アグネス・チャンが3チャンネルで「表現の自由の廃絶」を訴えてました。
これについては長くなりそうなので、又。

俺もあの「手錠五輪」のTシャツ欲しいな。