ママとスナイパー/コジマ

正月中、起きてるときはテレビしか観てなかったのだが、アレですね、正月のテレビって基本的につまんないよね(じゃあ観るな)。

そんな中で一番面白かったのは、MXテレビで元旦一発目(つまり年越してすぐ!)にやった「5時に夢中!」の特番「『第一回輝け!おママ対抗歌合戦 グランドチャンピオン大会』。
「場末のスナックのママが酒やけした声でやるカラオケ大会」を正月早々流すMXってスゲエよなあ、と思ったのだが、しかしそんな番組正月以外の何時やるんだよ、とも思う。
おしくも優勝は逃したが、俺的には「ダンナの頭がおかしくなったからしかたなくスナックを引き継いだ」と言う72歳赤羽のママが一番良かった。赤羽は好きな街なので今度飲みに行ってみよう。
っつーか何度も書くようだが、スゲエ番組だったよなあ、あれ。
スナックと言えば、博多の竹下に94歳のバアさんが現役ママをやっている店があるそうだ。
店の場所も確認したので、帰省した折にでも行ってみたい。
マイミクのダモんちの近くらしいので、きっと彼も同行してくれる事と思う(無茶振り)。

一番ダメだったのはテレビ東京の「湯けむりスナイパー・お正月スペシャル」。
原作ファンの俺としてはレギュラー放送の時からアウトだったのだけれど、今回のはまた格別にひどかった。
あのドラマ、世間的には割と評判が良かったらしいのだが、どこが良いのか全然わからん。
演出はどうしようも無くヘボ。
脚本は原作に無いエピソードを頑張って付け加えようとしているのだが、それが尽く物語の雰囲気をぶち壊している。まさに蛇足。
主役の遠藤憲一に至っては顔が怖いだけで、銃を撃つシーンでは必ず目をつむっているヘタレぶりで台なし。
ドラマ自体もひどかったが、長門裕之に「相方に先立たれた」役をやらせるのはやめろ、悲しすぎるだろ。

まあ本当にダメなのは、新年早々テレビの話しか出来ない俺だ。
これじゃいかんと思って昨日はラジオも聴いたよ、「伊集院光深夜の馬鹿力」を。
死ねよ俺。