カモは意外と速く走る/コジマ

今朝起きたら疱疹部分の痛みは大分治まっていたのだが、腫れは昨夜より酷くなってきている。
眉間と、眼と眼の間も大分腫れてきて「メンフクロウ」みたいな顔になっていて笑えた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6
これは治ってきているのか、悪くなっているのか、それとも腫れは帯状疱疹とか関係ないのか。
今のクリニックのじいさんセンセイは「大丈夫!」と言うだけで何の説明もしてくれず不安だったので、思い切って特急で一駅の所にある総合病院に行ってみた。

で、結論から言うと、ジジイの言うとおり「大丈夫」との事。
疱疹が収まってもまだ神経の中に居るウィルスは暴れているので、暫く炎症は続くそうだ。っていうか、これからもっと腫れる可能性もあるらしい。
病気の「方向性」から言って、これでディフォルトであり、特に別の雑菌に感染した訳では無いので心配ない(ってもんでもないけど)そうだ。
「今、何の薬を貰ってますか?」
と訊かれたので、現在処方されている薬(抗ウィルス薬、ビタミンB12.、消炎鎮痛剤)を見せたところ、正しい処方で、これ以上特に薬を出す必要もないらしい。
只、抗ウィルス薬の「三度の食後、あとは三時のおやつ時と寝る前」と説明されていた服用方法は間違いで「タイマーなどをかけて、キッチリ5時間毎に飲め」との事。この薬は5時間しか効かないので、そういう飲み方をしないといけないらしい。
今日から就寝していても、投薬時間には一度起きないといけない。ちょっと面倒だな。
そういう訳で、一応一安心。

だが良い説明だけではなく悪い知らせも。
多分後遺症として三叉神経痛が残るので、それは覚悟しておいてくれと言われた。
三叉神経痛と言うと、オノテツさんとカンガワさんの持病である。
これでテール・スープのメンバー全員三叉神経痛持ちか。
そんなのおそろいでも全然嬉しくねえよ。
まあ、ケーススタディ的な事を教えて貰えるので、それは不幸中の幸いか。

じいさんセンセイの言うとおりで間違いは無かった訳だが、しかしちゃんと説明してくれていたらこんな手間も金も掛けずに済んだのに、と思うとちょっと腹がたった。
年寄りなので、多分「患者は黙って医者の言うことを聞いておけば良いんだ」的な古いタイプの医者なのだろう。

治療後、病院の近所に神社を見つけたので、境内に座ってお茶を飲んでいたら、何か小さいものが凄い勢いで走ってくる。
何だろう、と思っていたら、カルガモのヒナで、大いに驚いた。
カモのヒナってよちよち歩くイメージだったが、こんな勢いと速度で走るものなのか。
意外だ。