打ち合わせという名の宴/オノテツ

ノロの宴に参加できなかった悔しさを晴らすべく、本日は迷宮怪の新年会を執り行った。
新宿のエロ映画館の近くにある台湾料理屋で、弱った胃腸に油こってりの料理をビールに乗せて流し込む。
もちろん、新年会とはいえ新年を祝う気などさらさらない。
祝ってあげたいのは人であって年ではないだろう。
新年なんぞ祝ったところでいったい誰が喜ぶというのか。


ではなぜ新年会かというと、要は酒を飲みながら打ち合わせがしたかっただけである。
世間で行われている新年会も、つまりはそういうことではないか。
たいていの打ち合わせは、酒を飲まずにはやってられないようなシロモノだ。
酒抜きの打ち合わせなんて色気も脚気もない。
ほっけやユッケがあってこその打ち合わせである。


で、今日は何の打ち合わせをしたのかというと、昔のことだからもう忘れた。
そのかわり来月、皆で沖縄に亡命することに決めた。
亡命の日程は下記のとおりである。


■■■2月10日(土)■■■
【迷宮怪 @ 那覇 安里 music bar 1Mile】
20:00 open 21:00 start
共演 『めがねストラトス』(ホールズ g.vo、波平雄太 g)
チャージ 1500円
那覇市安里 1−4−18 2F  (098)861-0337


■■■2月11日(日)■■■
【迷宮怪 @ 那覇 安里 生活の柄】
19:00 open 20:00 start
共演 ホールズ ソロ(もしくは 101 proof)
チャージ 1500円
http://www.okinawa-style.jp/eats/restaurant/050seikatuno_gara/index.html


以上のようなスケジュールだが、ひとつだけ気がかりなのが、我々だけが沖縄でいい思いをすると罰があたるのではないか、ということである。
そこで、一緒にいく人を大々的に募集して、罰があたる確率を公平に分配したいと思う。
迷宮怪を知っている人も知らない人も、沖縄にちょっとでも興味があるなら、一緒に行って罰にあたろうではないか。
費用はすべて、誰かが出す。
日ごろは休みが取れない人も、せっかくの三連休なのだから、親が死んだとか社長が死んだとかうまい言い訳をして休暇を取るといい。
いや、「沖縄で打ち合わせしてきます」という一言だけで十分だろう。
その一言で死んだはずの社長も蘇り、「ワシも一緒に行く」と駄々をこね始めるはずだ。
何なら会社の会議室ごと沖縄に来てくれてもかまわない。
我々はブライアン・イーノに対抗し、"Music for Meetingroom"なる新曲を用意してお待ちしている。