アンニュイな午後ってやつ?/オノテツ

15時半就寝、20時起床。
昨日の夕方から始めた仕事が、終わってみると昼間の1時過ぎ。
仕事場を出るととても天気がいい。
それがムショウに腹立たしい。
帰ってすぐに眠りたいが、そういうときこそ眠れず、仕事をしながら菓子やらパンやらおにぎりやらとちょくちょく食っていたはずなのに相変わらず空腹で、仕方が無いからカップ麺に湯を注ぎ、3分待つか待たないうちにズルズルと食いだす。
食い終わった途端に眠くなるが、すぐに眠てしまうとウシになるから、もーひと頑張りとガマンする。
ガマンしているうちに日が傾いてきて、窓から差し込む陽の光がまぶしくてしょうがない。
閉じかけたまぶたの間から飛び込んでくるプリズムが、脳に染み込み耳元でザワザワざわめいている。


目が覚めると周りは真っ暗で、まだ夢の中にいるみたいだ。
でも電気をつけると明るくなって、たちまち現実に引き戻される。
この電気のせいで人は夜中でも働くようになったのだなぁ。
などと愚痴をこぼしていてもしょうがないから、モサモサと支度をしてのんびりメシを食う。
家を出るととても寒い。
それがまたムショウに腹立たしい。