国際交流&世代間交流/コジマ

メルトバナナがライブをやるというので、数年ぶりに外語大の学祭に行った。


上京後、いろいろなライブハウスでライブをやったが、何故か対バンの人たちが外語大や外語大OBのバンドだった、という事が多い。
そのうち外語大OBとバンドを始めたりとかもした。
昔は外語大というところは外国語を勉強するところだと勘違いしていて恥ずかしい。あそこはスクール・オブ・ロックなのである。


そういう訳で、外語祭のライブは他の学祭と比べると格段にレベルが高い。
まあ最低でも4年はロックの勉強をするらしいから当然かもしれないが。
メルトバナナ(外語大出身)のライブは当然のごとく素晴らしかったのだが、現役の外語大生メンバーを含むバンド「悲鳴」も、なかなかのものであった。
音楽も面白いが、ベースの女性がどうも知り合いにそっくり(顔は逆光でよく見えないのだが、ベースの音とか、アクションが見たことある感じなのだ。帰宅後ググってみたら、やっぱりAさんだった。お元気ですか?)で、気になってステージににじり寄っていっていたらH君に「大変だ、もうあと10分で模擬店閉まっちゃうらしいよ」と言われ、後ろ髪を引かれながらライブ会場を後にする。
ロックだけではなく、世界の料理も外語大の重要なカリキュラムの一つらしい。
外語祭はその大事な発表の舞台であるらしいので、模擬店の料理を食わない外語祭というのはクリープを入れないコーヒーみたいな物なのである。ちなみに基本的にコーヒーはブラックで飲むんですが、俺。
そういう訳で、外語祭の模擬店は他の学祭と比べると格段にレベルが高い。まあ最低でも4年は外国の料理を勉強するらしいから当然かもしれないが。
急いで模擬店を回って適当に買い喰いしたので、 残念ながら何処の料理だか分からないものが多かったが、どれも美味かった。学祭終了の時刻まで間がないので、会場はもの凄いデフレが始まっている。ダンピングが繰り返されていて、さっき300円で買ったものが5分後に見たら150円になっていたりとか。
学生の押し売りに、150円でいいですよと言われて買ったイランの飯は、ケバブっぽい肉とインディカ米のセットだったが、肉が薄味で米が余ってしまった。しょうがないので、さっき買った国籍不明のココナッツ味のカレースープをかけて食ったのだが、なかなか美味い。プラスチックの容器の中の国際交流。


帰りに、メルトバナナの追っかけをやっていると言う24歳ニートの若者を交え、外語大OBの友人達と飲んだ。
驚いたことに、24歳ニート君と俺の行動パターンは、恐ろしく似ていた(ファミレスを居酒屋代わりにして泥酔するまで飲んだりとか)。
世代が違っても、ダメ人間の行動パターンは同じらしい。
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来週はカンガワさんの当番です。