その1

4時就寝、10時起床。
資料調査の仕事があり、連休前から国会図書館に通い詰めていたが、どうにか無事に終了した。
国会図書館といえば、二年ほど前までしばしば非常勤職員として仕事をしに行っていたから、勝手知ったるナントカのつもりで気軽に請負ったのだが、実際に利用者として訪れてみるとこの上なく不便なところで、思いのほか疲弊した。
何より敷地が広大すぎて、歩き疲れてしまうのである。
出納は一回につき三冊までと決められているから、大量の資料を見たい場合はまず三冊だけ借りて、必要箇所のコピーを取るために複写カウンターに行く。
出来上がったコピーを受け取ると、また元いたところまで引き返し、本を返却して次の三冊の出納を申請する。
こうして出納カウンターと複写カウンターの間を行ったり来たりするうちに、徐々に体力は奪われ、時間は刻々と過ぎていくという仕組みである。
中には古い資料などでマイクロフィッシュ化されているものもあり、そのときにはマイクロフィッシュを読む機械がある別室までテクテクと歩いて行く。
雑誌や新聞を見たい場合は、渡り廊下を渡って隣の新館まで移動する。
この調子で朝から夕方までいると、相当な距離を歩いたことになる。
もし腰に万歩計を付けていたら、きっと5963歩くらいにはなるだろう。
文字通りゴクローさんなのだが、このネタは前にも使ったから、できればもう一回どこかで使いたい。


続きがあるのだが、体力と時間がなくなったのでこのへんで。
帰ってきたらまた書くかも。