血/オノテツ

1時半就寝、6時半起床。
懸案の仕事が終わり、長引いていた歯の治療もようやく終わったので、少しだけ肩の荷がおりた。
それにしても、著者のことを批判した文章を著者自身が逆に批判する文を校正するのは、喧嘩をしている当人の発言を一つ一つ正すみたいで悪趣味この上ない。


夜は少しだけ軽くなったカラダで再びスタジオへと向かい、一昨日録音した音源のミックス作業を行う。
途端にカラダが今まで以上に重くなる。
どうもあのミキシングルームというのは苦手で、機械類に囲まれていると息が詰まってくるのである。
もしオレがエンジニアだったらラッダイト運動の一つや二つやらかしかねないのだが、実はオレのオヤジも母方のジイさんもエンジニアだった。
その血がわが身に一滴も流れていないことがウラメシイが、それよりも音楽の神を祖父に持つマヒマヒのことが羨ましくて仕方がない。


明日は資源ゴミの日。