クリスマス・プレゼント/コジマ

昨夜は結構飲み過ぎていたみたいで、友人宅に携帯電話とマフラーを忘れてきてしまったみたいだ。
参った。まあ携帯のようなものが手元に無い、というのはそれなりにスッキリしてて良くもある。

耶蘇教は嫌いだが、毎年カンガワにはクリスマスプレゼントをせびられていたので(でも、俺には大体何も呉れなかったよな。納得いかねえよ)今年も生前欲しがっていたアメジストの指輪を買ってきて遺骨の前に供えた。
死者に対して贈り物をすることに何か意味が有るのか、と訊かれても「意味なんてねえよ」と答えるしかない。まあ、俺がそうしたいからするんだ。文句有んのか。
只、迂闊なことにカンガワの指輪のサイズが分からず、大きさが適当だ。まあ死んでるんだから大目に見て欲しい。

さて、昨夜の日記では酔いも手伝ってエホバだかヤハヴェの野郎に68回も死ねと書いた罰当たりなボクチンにも、今年は古本の神様だか何だかしらないけどそんなイイ感じの奴からクリスマスプレゼントが。
長年探していた「オナニーと日本人」(木本至著、すばる書房、昭和53年刊)をうちの店の100円コーナーで発見。
いやっほう!ハレルヤ!アーメン!アッラーアクバル!南無阿弥陀仏エコエコアザラク
主よ、うちのボスに古本を見る目を与えずに居てくれた事を感謝しますW。
これは、店によっては1万円代とかいう法外な値段を付けている事も有る希少本なのだが、珍しいだけではなくて滅法面白いという噂をきいていたのだ。
あとがきによると雑誌「面白半分」で「オナニー制圧史序説」として連載されていたブツをまとめたものらしい。
いや、生きていてよかった。
ちょっと出だしだけ読んでみたけど無茶苦茶面白いです。
ユダヤ(キリスト)教の禁オナニーのオブセッションとか、教会は何故それを必要としたかとか、非常に興味深い。
ええとね、カソリックの教義によると、オナニーをすると火炎地獄に堕ちるそうですW

さて、話の流れから行くとここでオナニーをしないとオチがつかないんだけど、連日の飲み会でかなり疲れていて無理っぽいので、今日は芋焼酎のお湯割りを1杯だけ飲んで大人しく寝ますW
お休みなさい。


///////////////////////////////

今年最後の週はカンガワさんの担当です。皆さん良いお年を。